金沢、師走の雪に急ぎ足 白山河内、積雪12センチ

雪の中、目的地へ急ぐ人=18日午前8時半、金沢市広坂1丁目

 18日の石川県内は、強い冬型の気圧配置の影響で雪や雨となり、厳しい寒さとなった。正午までの最高気温は金沢4.0度、輪島3.9度と平年を5~6度ほど下回った。積雪は白山河内12センチ、珠洲7センチなどを記録した。金沢市中心部では通勤通学の時間帯に雪が降り、サラリーマンや学生が寒さをこらえながら目的地へと急いだ。

  ●スリップ事故15件

 県警によると、県内では18日午前9時までの24時間で、スリップ事故が15件発生した。このうち人身事故は1件で、1人が軽傷の見込み。

 金沢地方気象台によると、冬型の気圧配置は次第に緩むものの、午後は引き続き雨や雪となる見込み。19日は曇りや雨の見通しという。

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