壱伝媒集団（ネクストメディア）の創業者である黎智英（ジミー・ライ）氏の外国勢力と結託した共謀罪の訴訟が12月18日から西九龍裁判法院（地裁）で始まる。１５日の香港メディアによると、保安局の●炳強・局長は、法廷に入る人々はX線検査と身体検査を受ける必要があると述べた。警察も裁判所でのパトロールを強化し、爆発物捜索犬を派遣する予定だ。●局長は、これまでの同様の事件の裁判では傍聴人が検察官に嫌がらせをしたり、大声を出したり、裁判官に対して挑発的な行動をとったり、法廷内で大声で叫んだりして法廷の進行に影響を与えたと指摘。他人に危険を及ぼす可能性や審理に影響を与える可能性のあるこれらの事件に対し、警察は司法機関と連携し捜索強化など対応策を講じる予定だ。●局長は「裁判を妨害したり司法職員を脅迫したりする者を許さず、断固とした行動を取る」と強調した。【●＝登におおざと】
