高い機動性誇るZIYAN UASのポータブル無人ヘリコプター「Falcon-10」。複雑な環境の運用タスクに対応

高い機動性、マルチローターや固定翼よりも高い環境適応性、より簡単な飛行を実現しており、公安、防衛、偵察、国境防衛、海洋、高原、山岳地帯などの複雑な環境の運用タスクに対応するという。

より柔軟で効率的なチームワークを実現

コマンドセンターは、リアルタイムの画像伝送情報に従って、迅速に緊急作業を展開できる。現場のオペレーターはワンクリックで機体と積荷をコントロールし、リアルタイム情報を同期的に共有でき、チームワークをより柔軟かつ効率的にするとしている。

データリンク

リアルタイムHD画像を15km伝送可能。グラフィカルなデータ伝送の統合設計、独立した周波数は、独立して周波数を設定できる。自動周波数ホッピング、強力な耐妨害能力を備える。データ伝送のセキュリティを確保するため、AES-256暗号化技術を採用している。

ムービングベース

ZIYANの移動基地により、動的なダイナミックな離陸と着陸を可能し、海・陸・空の新たな三次元連携運用形態を実現する。移動基地の後続速度は60km/h以上である。ただし、ZIYANの移動基地離着陸後続モジュールはオプション。

マルチプレイロードプラットフォーム

マルチプレイロードプラットフォームは、異なるプレイロード、移動プラットフォームのインテリジェントなフォロー2台のカメラを組み立てることができる。1台は機体をコントロールするために使用し、もう1台はタスクを実行するために使用し、2つのスクリーンを使用して別々に操作する。操作をより正確に異なる2つのスクリーンを画像表示に使用でき、救助、法執行、検査業務をより正確に行うことができる。ポッド、救命リング、チルトカメラ、サーチライトなど、多様な機能を搭載する。 ※ダブルスクリーンは追加部材

折りたたみ可能なデザイン

Falcon-10は独自の折りたたみ構造設計、コンパクトで軽量な機体を実現。一体化設計となっており、5分で迅速に組み立てることができる。折りたたむと体積を80%減り、輸送が持ち運びが容易になる。

ジンバルカメラ、三次元フレキシブル防振機構

ジンバルカメラは3軸ジンバル+独自の制振装置を装備。送電網の故障検査、送電線の検査、鉄塔と送電線の故障位置確認に使用でき、回路の死角を避けることができる。アンチバイブレーションと減衰装置は、効果的に手動検査の効率よりも40倍高い電力保守と修理の速度と効率を向上させるという。

ペイロード

レーザー距離計付き30倍EOカメラは、30X HD変換、ターゲット認識とトラッキング、ワンキーの位置決めを可能にする。

[その他ペイロード例]

  • 30倍レーザー測距ポッド+ラウドスピーカー
  • 30倍レーザー測距ポッド+サーチライト
  • チルトカメラ
  • マルチスペクトルカメラ

※ラウドスピーカー、サーチライト、チルトカメラはオプション

30X レーザー測距ポッド

安全保証

  • 夜間照明
  • 障害物回避モジュール
  • 冗長バックアップ
  • 航空電子工学セルフテスト
  • 自動冷却
  • データリンク暗号化

製品化まで4年かけて以下の試験を行っており、より安全性と信頼性を高めている。

  • 水平飛行試験:18000時間以上
  • プラトー飛行試験:5000時間以上
  • 海上飛行試験:20000時間以上
  • 30キロメートルのデータリンクプル距離テスト:2000+

操作が容易

ゲーム感覚で始められるほど、インテリジェントアルゴリズムとインタラクションテクノロジーによって操作の容易化を実現している。

  • ワンキー操作:自動離陸/ホバー/リターン/着陸
  • 飛行ルートの計画:ダブルクリックでウェイポイントを設定、簡単にルートを計画
  • 自律飛行:設定したルートに沿って自動飛行

スペック

▶︎ZIYAN UAS

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