“10年に一度”日本列島を襲う寒波でも…雪が少ない富士山　ようやく魅せた絶景　山頂の気温も平年を下回る

“10年に一度”とも言われるレベルの寒波が日本列島を襲っています。週の後半には、さらに強い寒波がやってくる見込みで、全国的に寒さや、日本海側では大雪に注意が必要です。

一方、太平洋側では12月18日、寒い季節ならではの絶景が見られました。

＜杉村直美カメラマン＞
「小山町須走です。けさは、とても寒いですけれども、富士山が赤く照らされてとてもきれいです」

静岡県小山町では、澄んだ空気の中で、朝日に赤く照らされた雄大な富士山の姿が見られました。

＜富士山を毎日撮り続けている米山千晴さん＞
「きょうが一番寒いかもしれない。でも雪が少ないね」

夏山シーズンには、富士山の五合目で山小屋「東富士山荘」を経営している米山さんは、平地から見る冬の富士山も素晴らしいと話します。

＜富士山を毎日撮り続けている米山千晴さん＞
「5合目にいて富士山を見ている景色もいいけれども、遠くから見ると、もっと富士山の素晴らしさがよくわかるよね」

これまでの温かさで雪が少ない富士山ですが、山頂の気温は18日未明、平年より2℃ほど低いマイナス20.5℃を記録しました。