厳しい判定?スペイン2部ウエスカ所属の橋本拳人、週末のリーグ戦で“一発”退場

写真:ウエスカで2年目を迎えているMF橋本拳人 ©Getty Images

スペイン2部SDウエスカに所属するMF橋本拳人は12月17日に行われた第20節レバンテUD戦に先発出場するも、26分にレバンテDFアレックス・バジェの左ふくらはぎをスパイクの裏で踏みつけたとして、前半で退場処分となり、チームも1ー2で敗戦している。

橋本は2020年にFC東京からロシアのFCロストフへ完全移籍で加入するも、2022年ロシアによるウクライナへの軍事侵攻により同年3月にヴィッセル神戸へレンタル移籍。そして、同年7月には現所属のウエスカへの1年の期限付き移籍を経て、今夏に2年契約で完全移籍を果たしている。

橋本は昨シーズン、ウエスカでリーグ戦33試合に出場するなどシーズンを通してフル稼働し、今シーズンもリーグ戦20節終了時点で14試合に出場するなどコンスタントに出場機会を得ている。
 
第20節、レバンテ戦での橋本の退場シーンを巡ってはファンの間でも意見が分かれており、「まあ、これはレッドだろ」、「冗談だろ?これがレッドか?」、「もはやサッカーはいいチームが勝つ訳ではない。誰が審判か、そしてどこに住んでいるかで決まる。吐き気がする」といったコメントが寄せられた。

退場シーンを見れば、橋本のスパイクの裏がDFバジェの左ふくらはぎを踏みつけているのは明らかだが、橋本が右足アウトサイドでパスを試みようとしたところに、バジェが左足で先にボールを触れたことにより、結果的に足の裏で踏みつけてしまっているようにも見える。

バジェは幸いにも大きな怪我に至らず、90分フル出場を果たしている。なお、スペイン2部(セグンダディビシオン)ではVARが運用されているが、当該プレーではオンフィールドレビューなどは行なっていない。

セグンダディビシオンは22チームがホーム&アウェイの総当たりを行い、下位4チームが自動降格するレギュレーションとなっており、橋本のウエスカは20節終了時点で降格圏の19位に沈んでいる。

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