野球のお手本実演 石橋高、学童チームに指導 メディカルチェックも

バッティングフォームを教わる児童ら

 【下野】石橋高野球部は17日、学童野球チームに野球を教える練習会を同校のグラウンドで開いた。

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 練習会は、学童野球と高校野球の交流を深めようと2013年に開始。今年は学童野球8チームの計約100人と高校生約30人が参加した。

 高校球児たちは児童らのバッティングや守備のフォームを確認し、手本を見せながら指導していた。自治医大病院の医師飯島裕生(いいじまゆうき)さん(45)らが肘を検診するメディカルチェックも実施された。

 同校2年の入江祥太(いりえしょうた)副主将(17)は「小学生が分かるようにゆっくり話すことを心がけて教えた。話しかけると明るく返事を返してくれてうれしかった」と話した。祇園ライターズの祇園小5年大橋佳太朗(おおはしけいたろう)君(11)は「ボールを捕ってすぐに塁へ投げる動作を学んだ。高校生たちがかっこよく見えた」と話した。

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