アイスランドで火山噴火 警戒呼びかけ

18日、アイスランドの火山噴火で照らされた夜空。首都レイキャビクから確認された(AP=共同)

 【ロンドン共同】世界有数の火山国アイスランドの南西部で18日、火山が噴火した。同国気象庁が発表した。10月下旬から火山活動に伴う地震が頻発し、噴火の兆候が観測されていた。当局は非常事態を発令し、警戒を呼びかけていた。

 首都レイキャビク近郊の町周辺では群発地震が相次ぎ、住民らが避難した。観光客でにぎわう世界最大級の露天温泉施設「ブルーラグーン」も休業となった。

 アイスランドでは2010年にも火山が噴火し、欧州の航空網がまひ状態になった。

© 一般社団法人共同通信社