「資さんうどん」19日オープン 長崎県内1号店 九州唯一の「空白地帯」に進出

プレオープンでにぎわう資さんうどん長崎平間店=長崎市平間町

 北九州市発祥のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」の県内1号店となる長崎平間店が19日、長崎市平間町にオープンする。九州・山口を中心に65店舗を展開し、本県が九州で唯一の“空白地帯”だった。
 1976年創業。福岡、山口両県で店舗網を拡大し、2019年の佐賀県を皮切りに九州全域にエリアを広げた。今年は岡山県や大阪府にも進出し、企業の第2創業期と位置付ける。
 各店舗手作りのだしと独自の食感にこだわった自家製麺で全国にファンを持つ。スティック状のごぼう天を載せた「肉ごぼ天うどん」の他「カツとじ丼」や「ぼた餅」も人気という。
 18日のプレオープンには開店前から約50人の行列ができ、温かいうどんやおでんを味わった。佐藤崇史社長は「お客さまから『待っていた』という声をいただき、ありがたい。豊富なメニューを楽しんでほしい」と話した。
 営業時間は来年1月10日まで午前7時~深夜2時。同11日以降は24時間営業。

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