【ソウル共同】韓国国防省は19日、日米と共に構築した弾道ミサイル警戒情報の即時共有システムが同日付で稼働を開始したと発表した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を念頭に、ワシントン近郊で8月開かれた日米韓首脳会談で、年内開始を目指す方針を確認していた。
即時共有はミサイルの軌道や性能を正確、迅速に把握する上で有用とされる。
北朝鮮は、地域情勢を対決局面に追い込む「危険千万な軍事的妄動」（朝鮮労働党機関紙、労働新聞）と反発。17～18日には短距離弾道ミサイルと大陸間弾道ミサイル（ICBM）を相次ぎ発射するなど、けん制を強めている。
