切り干し大根作りが最盛期 短冊状に切って手際よく天日干し 風にさらすと旨味と甘みが凝縮 愛知・刈谷市

愛知県刈谷市で「切り干し大根」作りが最盛期を迎えています。

刈谷市北部の東境町は、この時期「伊吹(いぶき)おろし」と呼ばれる北西からの冷たく乾いた強風が吹くため、切り干し大根作りに適しています。

地元の農家では朝から収穫したばかりの青首大根を、短冊状に切り柵の上に並べ、手際よく天日干ししていました。

伊吹おろしにさらされた大根は、2日ほどで旨味と甘みが凝縮した切り干し大根に生まれ変わります。

(近藤勝行さん)
「甘みが、ぎゅっと中に詰まる。味噌汁が一番おいしい」

切り干し大根作りは来年の1月中旬まで続き、地元の産直店に出荷されます。

© CBCテレビ