バルーンに搭乗、係留飛行など満喫 佐賀市・赤松小で熱気球教室

熱気球の係留飛行を体験する児童=佐賀市の赤松小

 佐賀エリアを中心に活動するバルーニストたちがこのほど、佐賀市の赤松小で熱気球教室を開いた。4年生95人が参加し、搭乗体験やマーカー投げ、バーナー操作などを楽しんだ。

 バーナーで温められた空気で球皮が膨らみ、気球が立ち上がると、子どもたちは目を輝かせながら歓声を上げた。搭乗体験では4~5人がゴンドラに乗り込んで係留飛行し、地上の友達に手を振りながら約10メートルの高さを体感した。マーカー投げ体験では、ターゲット近くにマーカーが落下するたびに拍手が起きていた。

 バルーンの搭乗は2回目という梶谷有希さんは「校舎よりも高く上がって、佐賀城公園がきれいに見えた。真下にいる人たちが豆粒くらいに見えた時は少し怖かったが、とても楽しかった」と声を弾ませた。

 佐賀熱気球パイロット協会が市から助成を受け、毎シーズン12~2月に4校を巡回している。本年度は1月に春日北小、2月に勧興小と新栄小でも教室を開く。(伊東貴子)

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