青森県内は18日、冬型の気圧配置や寒気の影響で、今冬初めて23観測地点全てで最高気温が0度を下回る真冬日となった。青森地方気象台によると、19日は寒気が緩むが、20日夜から23日にかけて強い寒気が入り込み、大雪や強風に見舞われる可能性がある。
18日の各地の最高気温(午後9時現在)は、青森市酸ケ湯氷点下9.9度、平川市碇ケ関同4.3度、弘前同3度、青森同1.7度、五所川原同1.6度、八戸同1.2度など。平年と比べて5~7度程度低かった。
同日午後9時時点の積雪は青森市酸ケ湯105センチ、青森25センチ、弘前16センチ、五所川原11センチ、八戸5センチなど。
五所川原市中心部は朝から強風と雪が続き、厳しい寒さとなった。時折目の前が見えなくなるほどの地吹雪が舞う中、市民は前かがみになって歩いたり、顔をしかめながら雪片付けに当たったりした。
吹雪の中、店の前の雪かきをしていた76歳の女性は「ちょっと外に出て帰ってきたら、もうこんなに積もっている。きょうはもう3回目。この吹雪、さすが五所川原だよね」と苦笑いしながら手を動かしていた。
同気象台によると、県内は今後1週間程度は厳しい寒さが続くが、28日ごろからは気温が平年より高くなる見通し。