東証、午前終値は3万2799円 一進一退、日銀発表控え円高警戒

東京証券取引所

 19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、前日終値を挟んで一進一退の展開となった。日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、円高警戒から売り注文が出る一方、前日の米国株式相場の上昇を材料に、値上がりする場面もあった。

 午前終値は前日終値比40円80銭高の3万2799円78銭。東証株価指数(TOPIX)は3.95ポイント安の2312.91。

 日銀の金融政策の行方次第では、外国為替市場で円高ドル安が進む懸念があり、平均株価は一時、前日終値から100円超下げた。ただ、前日の米ダウ工業株30種平均が8営業日続伸したことは投資家心理の支えとなった。

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