ジローナ、レアル・マドリードともに快勝で譲らず 久保建英は好プレー連発もチームはスコアレスドロー|ラ・リーガ 第17節 結果まとめ

写真:久保建英は好プレーを連発したが、オフサイドの判定に泣いた ©Getty Images

現地時間12月15日から18日にかけて、ラ・リーガ第17節の10試合が行われた。

首位ジローナはホームでアラベスと対戦。序盤から主導権を握ると、23分にはヤン・コウトのシュートを相手GKが弾き、こぼれ球をアルテム・ドフビクが頭で押し込み先制に成功。42分にはコウトの折り返しをクリスティアン・ポルトゥが沈めてリードを広げる。後半に立ち上がりにはアラベスに攻め込まれる場面もあったが、57分にはコウトのドリブル突破が相手のファウルを誘ってPKを獲得し、ドフビクが59分にキックを成功させてさらに追加点。そのままタイムアップを迎え、3-0の快勝で首位をキープした。

ビジャレアルをホームに迎えた2位レアル・マドリードは、25分にルカ・モドリッチのワンタッチパスからジュード・ベリンガムがヘディングシュートをたたき込んで先制すると、37分にはCKの流れからロドリゴが追加点。54分に1点を返されたが、64分にはブラヒム・ディアスがミドルサードからのドリブルシュートを決めて突き放し、68分にはモドリッチがこぼれ球を蹴り込んで4点目。快勝を飾ったものの、34分に負傷交代したダヴィド・アラバが左ヒザ前十字靭帯断裂で長期離脱というショッキングなニュースも伝えられた。

アスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリードの上位対決は、序盤からアスレティック・ビルバオが優勢に進め、51分にゴルカ・グルセタがボレーシュートを決めて先制。64分にはニコ・ウィリアムズが右サイドから切り込んで左足の鋭いシュートを叩き込み追加点を奪う。その後もアスレティック・ビルバオが主導権を握り続け、2-0でタイムアップを迎えた。敗れたアトレティコ・マドリードは4位に後退している。

バルセロナはアウェーでバレンシアと対戦。前半は一進一退の攻防が続きながらスコアレスで折り返すと、55分にはハフィーニャが右サイドから入れたクロスをジョアン・フェリックスがゴール前で合わせ、バルセロナが先制する。しかしバレンシアも70分、ウーゴ・ギジャモンがコースを狙ったミドルシュートを突き刺して同点に追いつき、そのままタイムアップ。バルセロナはリーグ戦2試合未勝利となった。

久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはホームでベティスと対戦。レアル・ソシエダは26分にアンドレ・シウヴァがゴールネットを揺らしたシーンを始め、3度にわたってゴールがオフサイドで取り消され、その他のチャンスシーンでもゴールを奪うことはできず。ベティスも決定機で決め切ることができず、スコアレスドローに終わった。久保は先発フル出場を果たし、好プレーを連発した。

オサスナ vs ラージョ・バジェカーノは0-0で迎えた後半アディショナルタイム、CKからラウル・ガルシアがヘディングシュートを決め、これが決勝点となってオサスナが勝利。グラナダをホームに迎えたセルタは、20分にヨルゲン・ラルセンが先制ゴール。後半にはイアゴ・アスパスが退場処分を受けて数的不利に陥ったが、しのぎ切って1-0で勝利を収めた。不振を極めるセビージャはホームゲームでヘタフェに0-3と敗戦。試合後、クラブはディエゴ・アロンソ監督を解任し、キケ・フローレス新監督を招聘している。

アルメリア vs マジョルカはスコアレスドロー、ラス・パルマス vs カディスは1-1の引き分けに終わっている。

◉ラ・リーガ 第17節 結果

オサスナ 1-0 ラージョ・バジェカーノ
セルタ 1-0 グラナダ
アスレティック・ビルバオ 2-0 アトレティコ・マドリード
セビージャ 0-3 ヘタフェ
バレンシア 1-1 バルセロナ
アルメリア 0-0 マジョルカ
レアル・ソシエダ 0-0 ベティス
ラス・パルマス 1-1 カディス
レアル・マドリード 4-1 ビジャレアル

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