母親刺し…殺害 懲役7年の実刑判決 「強い殺意に基づく残虐な犯行」 広島

就寝中の母親の胸などを刃物で刺して殺害した罪に問われた男の裁判で、広島地裁は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

被告の男(51)は2020年8月、南区翠の自宅で就寝中だった母親(当時89歳)の胸などを包丁で複数回刺し殺害した罪に問われています。

検察は懲役10年を求刑していました。

19日に開かれた裁判で広島地裁は「精神障害の影響で犯行を思いとどまることは困難だったと認められるが、善悪を判断する能力は残されており強い殺意に基づく残虐な犯行と言える」などとして懲役7年の判決を言い渡しました。

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