松ぼっくりでツリーを 「飾ってケーキ食べたい」と児童 京都府宮津市で工作教室

松ぼっくりを使って小さなクリスマスツリーを作る児童たち(宮津市万年・杉末会館)

 クリスマスシーズンを前に、京都府宮津市の杉末会館で17日、市内の児童が松ぼっくりを使った小さなクリスマスツリーを作る工作教室があった。

 洋裁教室の講師を務める藤田智子さん(65)=宮津市=を招き、5人の子どもたちが参加した。藤田さんから「色や形のバランスに気を配って」との助言を受け、松ぼっくりに絵の具で色付けし、球状の化繊布やスパンコール、ドングリなどを飾り付けた。

 約20分間の作業でサクラの枝などの土台が付いたミニクリスマスツリーを仕上げた。宮津小5年の児童(11)は「きれいに作ることができた。食卓に飾って、クリスマスケーキを食べたい」と話した。

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