那須雪崩公判、遺族7人が意見陳述 怒りや厳しい処罰感情語る 来年2月29日に結審予定

那須雪崩事故の遺族の意見陳述が行われた宇都宮地裁206号法廷=19日午後、宇都宮市小幡1丁目

 那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭ら3人の第16回公判が19日、宇都宮地裁で開かれ、被害者参加制度で遺族の6家族、計7人が意見陳述し、愛息を失った悲痛な思いや被告の教諭らへ怒り、厳しい処罰感情などを語った。次回公判は来年2月29日で、論告求刑、最終弁論などを行い、結審する予定。

那須雪崩事故の遺族の意見陳述が行われた宇都宮地裁206号法廷=19日午後、宇都宮市小幡1丁目

© 株式会社下野新聞社