「市全域への波及効果期待」広島・福山に新たな産業団地完成 地元の産業発展願う

広島県福山市に新たな産業団地が完成し、式典が開かれました。

新たに完成したのは「福山北産業団地第2期事業」です。山陽自動車道福山東インターチェンジから10キロの福山市北部にあって、51ヘクタールの敷地のうち、分譲面積はおよそ24ヘクタール。全部で17区画あります。

2021年8月から分譲を始め、一度は完売しましたが、1社から辞退の申し出があり現在では運送業や製造業の12社で16区画が埋まっている状態です。

19日、現地で完成式典が開かれ、進出企業の代表者らおよそ60人が参列し、福山市の産業の発展を期待しました。

ホーコス・菅田雅夫社長
「製品をブラッシュアップしていくためには設計部門と製造部門が近くないといけない。そういうことで福山市内というのを重視しました」

枝広直幹市長
「たいへん投資力の強い地元企業、活力ある地元企業のみなさん方が進出してくださいました。こうした景色が変わる。それによってさらなる波及効果が市全域に広がってくる、そうしたことを期待したいと思っています」

12社での新規雇用者数は398人に上るということです。

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