（桜沢信司気象予報士）
上空の寒気の予想では、20日の夜から21日にかけて、平野部でも雪が降る目安の寒気がすっぽりと東海3県を覆いはじめます。降るものがあれば平野部で「雪」です。
この寒気は、21日（木）から22日（金）、そして23日（土）ぐらいまで居座った状態になりそうです。寒気は24日（日）になると、東海3県からは抜けていく見通しです。
この寒気の影響で雪の降るところがありそうで、21日の朝から、特に岐阜県山間部でまとまった雪が降り、大雪となるところもあります。
北陸を中心に各地で交通に大きな影響が出る恐れがあるほどの大雪の恐れ、山間部もまとまった雪が降りそうです。
特に風と風がぶつかる場所は、雨雲や雪雲が発達する所です。ここが東海地方にかかってくると、東海3県も大雪の恐れがあります。
21日（木）から22日（金）は、寒気がだんだんと南の方に下がってきます。
特に22日は、岐阜県山間部や平野部にも雪雲が流れ込んで、岐阜市など平野部も雪が舞いそうです。
「どれほど積もるのか」というのは、もう少し直前になってみないとわかりませんが、名古屋や岐阜など濃尾平野のどこかで積もってもおかしくありません。今後の情報に注意してください。
