ゲーム主将担いながらも売却噂のギャラガーだが…今季終了まではチェルシー残留が濃厚か

孤軍奮闘するコナー・ギャラガー[写真:Getty Images]

ウェストハムがイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)獲得から撤退。同選手はチェルシー残留の線が濃くなっているようだ。

チェルシーの下部組織で育ったギャラガー。クリスタル・パレスへの武者修行が大成功して帰還したダイナモは、帰還2年目の今季、新任のマウリシオ・ポチェッティーノ監督からゲーム主将を託される試合も多い。

過渡期にあるチェルシーなだけに、アカデミーから育て上げた20代前半の若者に腕章を与えるあたりが、トッテナム時代に若手の積極登用で成果を上げたポチェッティーノ監督らしい仕事。しかしその一方、契約は2025年6月まで…来年1月または来夏の売却が噂されている。

並行してリバプールやトッテナム、ウェストハムがギャラガー獲得に名乗り?とも報じられるが、イギリス『フットボール・インサイダー』がこの度伝えたところによると、ウェストハムは1月の獲得から撤退済み。今夏獲得に失敗した時点で手を引いているという。

また、ギャラガーについてはやはりポチェッティーノ監督が残留を切望しており、契約延長の見通しが立っていないなかでも、少なくとも今季終了までチェルシーに残るものの考えられている。

かつてノース・ロンドンからチェルシーと相対してきたアルゼンチン人指揮官は、ギャラガーについて「クラブのアイデンティティを熟知する男。クラブが必要としているタイプの選手だ」などと称賛している。

© 株式会社シーソーゲーム