JR烏山線、降雪予報時の運転計画見直し 区間短縮して減便、運休も 来年1月15日から

JR烏山線

 JR東日本大宮支社は19日、県内で降雪予報が出された場合の烏山線の運転計画を見直すと発表した。運転区間を短縮して運行本数を減らすほか、一部運休する。利用者の減少や人手不足などを踏まえて対応を決めた。来年1月15日から運用を始める。

 同支社によると、線路上に複数あるポイント(分岐器)の融雪設備の管理業務を削減することが狙い。直通列車が宝積寺駅構内にある複数のポイントを通過するため、従来は降雪や積雪時、融雪設備の点検や燃料補充を行っている。運転計画の見直しにより、ポイントを通過しない形にする。

 運用開始後は県内に降雪予報が出た場合、宇都宮-烏山駅間の運転区間を上下線で宝積寺-烏山駅間に短縮し、運行本数を減らすことがある。また一部列車を運休する場合もある。同支社によると、最大300人程度に影響があるとみている。

 降雪予報時の運転情報は、同社ホームページなどで確認できる。

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