ラ・リーガでVAR透明化、主審とVAR審判のやり取りが公開へ

[写真:Getty Images]

ラ・リーガとスペインサッカー連盟(RFEF)は19日、VAR時の主審とVAR担当の審判の会話を公開することで合意したと発表した。

公開が始まるのは1月10日に開催されるスーペル・コパから。ラ・リーガでは第20節(1/12)からとなる。公開される会話はVARで判定を覆す際に主審とVAR担当審判がやり取りしたものに限られる。

ただ国際サッカー評議会(IFAB)によって試合中での公開は禁止されているため、試合後に公開されるという。

ラ・リーガとRFEFは声明にて「この取り組みは審判とリーグの透明性を高める目的。ファンにとっても審判の意図を理解することができ、競技全体の向上に繋がる」とVARの透明化がプラスに働くと自信を示した。

この報道を受けてバルセロナのチャビ・エルナンデス監督は「透明性が高まることで審判が下した決断を我々はより深く理解できるだろう。審判という難しい仕事をする中で、彼らにとってもより人間らしく居られることになるはずだ。彼らの助けになるし、大きな進歩だ」と変革をポジティブに捉えていた。

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