再び戦闘休止「用意ある」 イスラエル、人質解放で

イスラエル軍の攻撃を受けたガザ地区南部ラファの現場=19日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのヘルツォグ大統領は19日、各国の駐イスラエル大使らとの会合で、パレスチナ自治区ガザでの戦闘に関し、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放に向けて再度の戦闘休止の用意があると述べた。イスラエル大統領府が発表した。ハマスは人質を交渉の切り札と考えているとみられ、戦闘休止に応じるかどうかは見通せない。

 人質家族らの間では人質救出に最優先で取り組むよう求める声が強い。ハマスは11月24日から1週間の戦闘休止中に人質105人を解放したが、依然130人前後を拘束しているとされる。

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