LRT交通事故防止へ 2ヵ所でゼブラゾーン一部消去しポール設置へ

LRT・ライトラインが関係する交通事故の再発防止に向けた会議が19日宇都宮市内で開かれ、ライトラインの走行エリアと車道を明確にして車の進入を防ぐために一部のゼブラゾーンを消去してラバー製のポールを建てることなどが決まりました。

会議は宇都宮東警察署で開かれ関係する行政機関やLRTの運営会社などからおよそ20人が出席し、事故の防止に向けた対策について話し合いました。ライトラインが関係する事故は8月に開業してから11月までに4件発生しています。このうち、今年9月17日に宇都宮市陽東5丁目の道路で右折をしようとゼブラゾーンの中に止まり信号待ちをしていた乗用車のサイドミラーがライトラインに接触する事故がありました。この事故を受けて、関係機関では、これまでに事故の現場を調査するなど再発防止に向けた対策を協議してきました。

その結果、宇都宮市陽東5丁目と芳賀町のかしの森公園前の交差点の2カ所でライトラインの走行エリアと車道を明確にするためゼブラゾーンの一部を消して車の進入を防ぐためのラバー製のポールを8m間隔で設置することが決まりました。宇都宮市と芳賀町によりますと設置作業などを今年度中に行いそのほかのゼブラゾーンについては来年度以降も検討を重ねていくということです。

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