ニカラグアのサンディ・ダビラ駐日大使は19日、県庁に福田富一(ふくだとみかず)知事を表敬訪問し、今後の交流について意見を交わした。
中米の同国は農牧業が主産業で、北部のヒノテガ県ではイチゴの生産も始まったという。ダビラ大使は栃木市にある県農業試験場いちご研究所の視察も兼ね、本県を訪れた。
ダビラ大使は「県との友好を通して日本、ニカラグアの交流を深めたい」とあいさつ。福田知事は「まずは大使館と県東京事務所で何ができるか協議してもらいたい」と提案した。
面会後、ダビラ大使は「将来的には栃木県とヒノテガ県が姉妹都市になれればと考えている」と語った。