クリスマスマーケットJR黒磯駅前の広場で初開催 24日、キッチンカーなど集う 子ども支援で募金も

 【那須塩原】貧困家庭の子どもの支援や児童虐待防止などに関心を寄せてもらおうと、NPO法人「子どもの育ちを応援する会」は24日、JR黒磯駅前の広場で、キッチンカーなどが集まるチャリティークリスマスマーケットを初開催する。同法人など、市内の子ども支援団体の運営費を集める募金箱を会場に設置し、協力を呼びかける。

 貧困家庭の支援や児童虐待防止を訴える「オレンジリボン運動」に賛同する地元のパン店や古着店など、8店が出店する予定。

 会場には、同法人のほか、フリースクールを運営する「アップルバウム」(沓掛1丁目)、要支援児童の放課後支援事業などを行うNPO法人「すくすく子育てやぎハウス」(松浦町)の募金箱を設置する。出店料と募金は各施設の運営費に充てられる。

 会場を訪れた子どもたちには、チョコレートドリンクを無料配布する。「応援する会」のブースでは、同法人が支援している家庭の子どもたちにプレゼントを手渡す予定。吉成晴香(よしなりはるか)理事長(41)は「子どもたちにクリスマスの思い出を贈りたい。大人に対しては、子どもを思う日にしてほしい」と話した。

 午前10時〜午後2時。荒天中止。(問)子どもの育ちを応援する会090.8508.1889。

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