数的不利での打ち合いドローにアトレティコ指揮官「負けていたかもしれないし、11人なら勝てていたかもしれない」

ヘタフェ戦について語ったシメオネ監督[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督がヘタフェとの打ち合いを振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。

直近のラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオ戦を0-2で落としていたものの、その前のチャンピオンズリーグ(CL)ラツィオ戦で公式戦ホーム連勝をクラブタイ記録の「20」に伸ばしていたアトレティコ。19日には新記
録樹立を懸けて第18節のヘタフェ戦に臨んだ。

試合は前半終盤にDFステファン・サビッチが2枚目のイエローカードを受けて退場する厳しい展開となったが、ハーフタイム直前にFWアントワーヌ・グリーズマンが先制点をゲット。後半に入ると、同点ゴールを許しながらも2点を追加しリードを広げたが、終盤に再び追いつかれ3-3の痛み分けとなった。

試合後、サビッチの退場について問われたシメオネ監督は「試合は終わったのだから、解決できないことについて話しても意味がない」とコメント。また、数的不利となった中、MFマルコス・ジョレンテとFWロドリゴ・リケルメのポジション変更でうまく対応したと胸を張りつつ、引き分けという結果に対する複雑な心境も明かした。

「マルコスをインサイドに置き、リケルメを右サイドに置いた。そしてゴールを奪った」

「11対11 ではうまく対応できていた。プレッシャーを掻い潜れば、先制点の場面のような重要なプレーがあることはわかっていた」

「その後は同点に追いつかれたが、再びリードを奪った。しかし、ヘタフェは強引に攻撃を仕掛け、我々はベストな形で守備をすることができなかった」

「負けていたかもしれないという思いと、11人なら勝てていたかもしれないという思いがある」

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