バイエルンとドイツ代表MFトーマス・ミュラーは2025年6月まで契約を延長することで合意した。バイエルン公式サイトが伝えている。
ミュラーは10歳のときにバイエルンに入団し、2008年にトップチームのデビューを果たした。2009年からスタメンの座を勝ち取るとバイエルンの主力として出場し続け、今シーズンまで公式戦684試合に出場し、237ゴール261アシストを記録している。
今年9月に34歳となったミュラーは、昨シーズンから徐々に出番が減っており、公式戦の途中出場が11試合であるのに対して、先発出場は7試合にとどまっている。また、これまでの契約が2024年6月までといった事情もあり、移籍のうわさもささやかれていた。
ミュラーはバイエルン公式サイトを通じて、契約延長について思いを語った。
「僕のバイエルンでの旅が続くことを嬉しく思う。チームやクラブ全体の成功が続くために、自分の役割を果たしたい。僕にとって重要なのは、チームの土台となって正しい方向へと導くことだ。ゴールを決めること、ゴールに貢献すること、試合に対する愛やサッカーへの情熱でサポーターを興奮させたい。そして願わくば、さらに多くのタイトルをもたらしたい」
現役でありながら、すでにバイエルンのレジェンドと呼ばれているミュラーは、これからもクラブに貢献し続けるだろう。