夜明け前から「おっはー!」 全国から香取慎吾ファン集結! 92歳女性 “10年ぶりの外出”きっかけは「慎吾ちゃんと握手したい」 “推し活”パワーと熱狂ぶり

涙流すファンも 慎吾ちゃん “推し活” パワーの源は?

16日に広島市で開幕した香取慎吾さんの個展。初日に集まった多くのファンに注目します。香取さんのどこに魅了され、追いかけ続けるのか?慎吾ちゃんファンの“推し活”について、そのパワーと熱狂ぶりです。

会場スタッフ
「では、香取さんが入られます。」
会場のファン
「キャー!」
香取慎吾さん
「こんにちは。」
会場のファン
「慎吾ちゃーん!」
香取慎吾さん
「みなさん、ようこそ『WHO AM I』へ!」

あの、憧れの慎吾ちゃんが目の前に!

香取慎吾さん
「(ファンとタッチしながら)ありがとう、ありがとう!」

慎吾ちゃんは、ファンサービスを怠らない。

ファンの親子
子ども「ママ涙出てるよ。何で涙出てるの?」
母親 「感動しちゃいました。」

ファンの女性
「もううれしい、タッチしてもらってうれしい、ありがとうございます。」
「本当にぶっ倒れそう・・・」

ファンの女性
「質問もしました。」
取材スタッフ
「何の質問を?」
ファンの女性
「何て言ったかな・・・何て言ったかな・・・今もうパニックです。」

ファンが全国から集結!夜明け前からすでに「おっはー」

慎吾ちゃんと交流ができる夢のような時間を、この日過ごすことができたのは先着200人。

喉から手が出るほど欲しいチケット獲得のために、午前6時の時点で会場前はすでに「おっはー」。

全国各地から慎吾ちゃんファンが集結しました。

取材スタッフ
「何時くらいから並ばれたんですか?」
ファンの女性
「午前4時30分。」
取材スタッフ
「ホテルに泊まられたんですか?」
ファンの女性
「はい、私は京都から来ました。」
「私は横浜から来ました。」
取材スタッフ
「朝ご飯ちゃんと食べられました?」
ファンの女性
「食べてなーい。」
「彼を応援するためなら大丈夫です。」

慎吾ちゃんのためなら、朝ごはんも我慢!

車のナンバーも新幹線の座席も「405(シンゴ)」

ファンの女性
「広島です。」
取材スタッフ
「何時に出られたんですか?」
ファンの女性
「午前3時くらいです、車で。」
取材スタッフ
「車のナンバーは?」
ファンの女性
405です。」
取材スタッフ
「えっ、ホントですか?」

405(シンゴ)慎吾ちゃんナンバーで午前3時から参戦。さらに・・・

ファンの男女(2人組)
「(車のナンバーは)405です。」

ファンの別の女性
「私も405です。」
取材スタッフ
「えっ、405ですか?」

さらに別のファンの女性
「新幹線の座席は『4号車の5番のE』で取ります。」
※4号車5番E ⇒ “慎吾いい(良い)”

ファンの男性
「3番、4番の入場整理券だったんだけど、本当は4番、5番が欲しかった。」
「整理番号5番の人っていますか?」
ファンの女性
「はい、はい、私です!」
ファンの男性
「(取材スタッフが)4番と5番と一緒に撮りたいらしいんだよ、慎吾だから。」

405(シンゴ)」信者が続出!

親子連れのファンに子どもの名前を尋ねてみると・・・

取材スタッフ
「お子さんもファンなんですか?」
ファンの女性
「私が洗脳して・・・」
取材スタッフ
「お子さんの名前聞いても大丈夫ですか?」
ファンの女性
「『カズキ』です。」

ファンの女性
「小学校の時からファンです。」
取材スタッフ
「お子さんの名前聞いても大丈夫ですか?」
男の子
「『ハルキ』です。」

リアル『慎吾ママ』は発見できませんでしたが・・・。

ファンの親子
「個展に来るのは4回目です。」
「(子どもの名前は)『凪』くんって言うんですけど、慎吾くんの映画のタイトル(=『凪待ち』)から取りました。」

ファンの親子
「慎吾の『』に、中居正広の『』で『慎広(マヒロ)』です。」

ちなみにお兄さんは、「広」と「慎」で「正吾(ショウゴ)」君。

慎吾ちゃんが食べたお好み焼きを探せ!SNSのご飯特定に奔走

ファンの女性
「彼が食べた物、飲んだものは絶対みんな買う。ご飯をSNSにアップすると特定します、どこのお好み焼きを食べたかって。カットの仕方とかで、地元の人に聞いたらわかるんで。」

ファンの女性
「『どこのお店か教えてください』って、きのう彼が食べた所を。」
ファンの女性(広島在住)
「たぶん『電光石火』だと思います。」

交流イベントで香取慎吾さんに直接質問です。

ファンの女性
「電光石火?お店」
香取慎吾さん
「お店の名前書いてなかったから、パッと開けて食べた。」

正解は「電光石火」ではなく個展会場近くの「五エ門」。肉玉そば・いか天入り。

すると…

ファンの女性(ファン歴30年)
「これ慎吾が食べたんですか?」
取材スタッフ
「そうなんですよ。」
ファンの女性(ファン歴30年)
「本当に!?」

慎吾ちゃんファンの「特定班」が来店。

取材スタッフ
「『電光石火』の説もあったんですけど・・・。」
ファンの女性(ファン歴30年)
「推測で『みっちゃん』か、『電光石火』って答えてたね、みんながね。」
「ゴマがふってあるから、『みっちゃん』ではないというのは、『みっちゃん』の店員に聞いて、(個展会場近くの)エスカレーターの前で写真を見て、『あ、ゴマのってる』って。」

「ゴマ」が決め手で慎吾ちゃんが食べたお好み焼きを特定。

ファンの女性(ファン歴30年)
「どこに行っても慎吾がストーリーズしたものを求めて行ったよね、石川県でも。」

「慎吾ちゃんと握手したい」92歳の“推し活” 10年ぶり外出のきっかけに

取材スタッフ
「慎吾さんのファンですか?」
付き添いの女性
「ファンだよね?」
ファンの女性(92歳)
「昔からだもん。おっはー。」

れいこさんは、御年92歳。入居する老人ホームでも、香取さんが出演するDVDを見るのが日課です。

付き添いの女性
「(香取さんの)絵はどうだったかって?」
れいこさん(92歳)
「宮島のね、鳥居がね、黒と赤と、あれが好きやな。」

付き添いの女性
「来てよかったね、というか外出することがないので・・・。こういう所に来るのは、たぶん10年くらいは来てなかった。」

脚を悪くしたれいこさん。この日は“10年ぶり”の大がかりな外出・・・。2か月かけて、うちわも制作し、この日を楽しみに待っていました。

付き添いの女性
「10年ぶりに外に出てどうだったかって?」
れいこさん(92歳)
「涼しかったね。」

付き添いの女性
「あと何年生きれるかわからない、最後になるかもしれないし、また来たいって元気をもらえるかもしれない。」
れいこさん(92歳)
「ここへ一緒に連れてきてもらえたのは、ものすごく思い出になるよね。」
付き添いの女性
「慎吾ちゃんに会えるかもしれないっていうね。」
取材スタッフ
「もし会えてたら言いたいことは?」
れいこさん(92歳)
「・・・出てきてから握手しよう。」

取材スタッフの取材後記

405(シンゴ)信者は他にも、
・ホテルの部屋番号が「405」だったら嬉しい
・レシートが「405円」だったら嬉しい
・スーパーでのお肉は「405円」のものを買う

れいこさん(92歳)は、この日のために手のリハビリも兼ねて、香取慎吾さんへの思いを込めた「うちわ」をすべて自分で制作したそう。この個展開幕まで「あと何日だ、何日だと」ずっと楽しみにして、香取さんパワーを自分の力に変えて頑張っていたということです。残念ながら本人と会うことはできなかったけど、「10年ぶりに外出できて良かった」と付き添いの職員さんも喜んでいました。

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