「どれほど重要であるか」浦和を下して決勝進出のシティ、グアルディオラ監督が史上初の年間5冠へ意気込み「ここでプレーするのは生涯で今回だけかもしれない」

クラブW杯準決勝で浦和を下したグアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、浦和レッズ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

19日、クラブ・ワールドカップ(W杯)準決勝でシティは浦和と対戦した。

2022-23シーズンは悲願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たし、3冠も達成したシティ。初出場となったW杯の初戦は、アジア王者の浦和。すでに北中米カリブ海王者のクラブ・レオン(メキシコ)を下している相手だ。

試合は浦和が粘りを見せてなかなかゴールを許さない展開となったが、前半アディショナルタイムにマリウス・ホイブラーテンのオウンゴールでシティが先制。後半に入ると、マテオ・コバチッチ、ベルナルド・シウバが早い時間帯にネットを揺らし、終わってみれば0-3でシティが完勝を収めた。

軽視されがちなクラブW杯だが、大陸王者にならない限りそもそも出場が不可能な大会。グアルディオラ監督は重要性を理解しているとし、しっかりとタイトルを獲得することを目指すとした。

「選手たちはクラブにとってどれほど重要であるかを理解している」

「この決勝に進むには、チャンピオンズリーグで優勝するなど、信じられないようなことをしなければならない。ここでプレーするのは生涯で今回だけかもしれない」

「我々はそこにいる。持っていないタイトルを獲得し、サイクルを終えることを目指している」

2023年にシティはプレミアリーグ、FAカップ、CL、UEFAスーパーカップで優勝。クラブW杯を制すれば、イングランドのチームとして史上初の年間5冠を果たすことになる。

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