冬の使者ユリカモメ、神戸港に飛来 遊覧船の乗客にエサおねだり

神戸港に飛来したユリカモメ=神戸市中央区

 日ごとに寒さが厳しくなる中、神戸港周辺では冬の渡り鳥ユリカモメが姿を見せている。白くふっくらとした体と赤いくちばしが特徴。船着き場の屋根で休んだり、遊覧船の乗客からエサをねだったりする様子が見られる。

 体長40センチほどの小型のカモメで、日本には、ロシア・カムチャツカ半島などから越冬のために飛来するとされる。春ごろまでは各地の海岸や河川などで見ることができる。(中西幸大)

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