日本時間12月20日、カラバオ・カップ準々決勝のニューカッスルとチェルシーとの試合が行われ、PK戦の末にニューカッスルが敗れた。ニューカッスルのエディー・ハウ監督は試合後、チェルシーのエクアドル代表MFモイセス・カイセドによるイングランド代表FWアントニー・ゴードンへのタックルについて言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
前半2分、カイセドはゴードンに対しタックルを試みイエローカードを提示された。タックルによる負傷のため、ゴードンは後半52分にベンチへ退いた。
また、ニューカッスルのスウェーデン代表DFエミル・クラフトもチェルシーのイングランド代表DFリーヴァイ・コルウィルによるタックルの影響で、ハーフタイムに交代していた。
ハウ監督は試合後の会見で、ゴードンとクラフトの負傷と、2人が受けたタックルについて語った。
「エミル(クラフト)は痛みがひどく、プレーを続けられなかった。すねにひどい傷があり、今もかなり痛むそうだ。アントニー(ゴードン)も同じく痛みのせいでプレーを続けることができなかった」
「アントニーに対するタックルは本当にお粗末で、見たくないタイプのタックルだと思った」
ハウ監督は、カイセドのタックルに対する判定についても語った。
「他人の意見であって私の意見ではないが、みんなはレッドカードが妥当だったと言っている」
カラバオ・カップでは準々決勝はVARが適用されず、準決勝以降からVARによる判定が導入される。