広島空港そば 県所有の「フォレストヒルズガーデン」 来年度以降、指定管理者の応募なし 管理方法の見直し含め検討へ

県が広島空港そばに所有しているフォレストヒルズガーデンについて、指定管理者の応募がないため県が管理方法の見直しを含め検討していくことが分かりました。

フォレストヒルズガーデンは4.5ヘクタールの敷地に、会議室などの多目的ホール棟やコテージ、テニスコートなどで構成されています。

現在、広島国際空港と広島エアポートホテルの共同企業体が指定管理者になっていて、来年3月末までが5年間の契約期間となっています。

ところが、ことし7月から9月までの間、県が来年4月から5年間の指定管理者を公募しましたが、応募がありませんでした。

県によりますと、コロナ禍で利用の中心だった会食などが減って、3年連続の赤字になっているということです。県は、暫定的に1年間は現在の指定管理者に継続してもらうことも視野に、今後、管理方法の見直しを含め検討していくということです。

© 株式会社中国放送