失業率、前月と変わらず2・9%維持

特区政府統計処は12月19日、2023年9~11月の失業率(速報値)を2・9%と発表。前月発表(8~10月)と同じだった。一方、不完全就業率は1・0%でこちらも前月発表と同じだった。就業者数は約4700人減って約370万8700人だった。労働人口は約8100人減って約382万1100人。失業者数は約3400人減って約11万2400人となったが、低い水準を維持している。特区政府労工及福利局の孫玉●局長は「各業界の失業率はいずれも低い水準を維持しており、前月発表と比較しても変動は軽微である」と指摘。今後の展望について、「労働市場は今後短期的には引き締まった状態が続くと予想される。依然困難な外部環境に起因するマイナスの影響が生じる可能性はあるものの、インバウンド観光と地元消費のさらなる回復が引き続き労働需要を下支えするだろう」と述べた。【●=草かんむりに函】

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