ブギウギ第59回・マネージャーの五木が巡業先で失踪する

「スウィングの女王」と呼ばれる人気歌手のヒロインが、やがて昭和の大スターとなるまでの波瀾万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。第59回(12月21日放送)では、スズ子のマネージャーをしている五木が抱える事情が明らかになる。

手紙の内容に沈痛な面持ちになるスズ子(趣里)(C)NHK

長野へ巡業にきたヒロイン・スズ子(趣里)たちのもとに、スズ子の大ファンだという地元の女性が幼い子どもを連れて楽屋を訪ねてくる。その子どもは、スズ子のマネージャー・五木(村上新悟)のことを「お父ちゃん」と呼んでおり、スズ子は何か特別な事情を感じ取る。

女性との関係について五木に事情を聞いたスズ子は、特別に賞与を支給することを提案するが、五木はそれを断る。しかし公演後、五木の姿はどこにも見当たらなくなっていて・・・。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。

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