東武鉄道は20日、日光・鬼怒川エリアで運行する「SL大樹」を来年1月14日に初めて新鹿沼駅から東武日光駅に向けて運行すると発表した。県誕生150年と鹿沼市制75周年を記念して企画し、団体臨時列車「いちごSL大樹ふたら」として特別運行する。
「いちご王国・栃木」の本県、「いちご市」を宣言した同市と連携し、イチゴの産地を広くPRする。
いちごSL大樹ふたらは、イチゴバージョンのヘッドマークを掲出し、車内のヘッドカバーもイチゴ柄にする。新鹿沼駅を同日午後1時12分に出発し、下今市駅を経て東武日光駅に午後3時13分に到着する。新鹿沼-下今市駅間をSL大樹が運行するのは初という。乗車するには東武トップツアーズが今月22日に発売するツアーへの申し込みが必要。
また来月14日から、鹿沼市内の全5駅の駅名看板を赤とピンクで彩り、イチゴのイラストを加えたデザインにする。新鹿沼駅全体も「いちごカラー」に装飾。駅舎の壁面を同市のシンボルキャラクター「ベリーちゃん」などで彩る。駅名看板、駅舎の装飾は2025年3月末までの予定。