ノッティンガム・フォレストがヌーノ氏を新監督に任命 かつてはウルブスやトッテナムで指揮

写真:ノッティンガム・フォレストの監督に就任したヌーノ氏©Getty Images

現在、プレミアリーグの17位に位置するノッティンガム・フォレストはポルトガル人のヌーノ・エスピーリト・サント氏を新監督に任命した。同クラブの公式サイトが伝えている。

ノッティンガム・フォレストは現地時間12月19日に、2年間監督を努めていたスティーブ・クーパー氏を解任。2021年の9月に就任したクーパー氏は、当時チャンピオンシップ(2部リーグ)にいたクラブをプレミアリーグ復帰に導くと、昨シーズンは残留という目標を達成していた。今シーズンは17節終了時点で、3勝5分9敗の勝ち点14で17位に沈んでおり、最近6試合は1分5敗と苦しい戦いが続いていた。

同クラブはヌーノ新監督と2026年6月までの2年半契約を結び、現地時間12月23日に行われるプレミアリーグ第18節のボーンマス戦から指揮を執ることもあわせて発表している。

ヌーノ氏はポルトガルのリオ・アヴェで監督キャリアをスタートさせると、その後はバレンシアやポルトで指揮を経験。2017年からはプレミアリーグのウォルヴァーハンプトンで4シーズンに渡り監督を務める。就任1シーズン目には、チャンピオンシップにいたチームをプレミアリーグの昇格に貢献すると、2018-19、2019-20の2シーズンはチームを7位に導き、プレミアリーグに定着するチームに引き上げた。

2021-22シーズンにトッテナムの監督に就任しステップアップを果たすが、10試合終了時点で5勝5分と思うように結果が残せず、わずか4カ月で解任された。その後、2022年7月にサウジアラビアのアル・イテハドの監督を務めると、就任1年目でサウジ・プロフェッショナルリーグ優勝に導いた。今シーズンは一転して、成績不振に陥り、11月8日に解任されていた。

ヌーノ新監督はさっそくチームに合流し、12月20日のトレーニングセッションから指揮を執る予定だという。

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