ジェフユナイテッド千葉、歴代「最強の日本人選手」はこの5名!

創設から30周年を迎えたJリーグ。これまで数多くの素晴らしいクラブが存在感を見せてきた。

今回はオリジナル10の一角であるジェフユナイテッド市原・千葉から、歴代最強の日本人選手を選んでみた。

中西永輔

生年月日:1973年6月23日

四日市中央工業高校から1992年にジェフユナイテッド市原に加入した、日本サッカーの歴史上最高クラスのユーティリティプレーヤー。最前線から最終ラインまであらゆるポジションをこなし、バック宙も見せるほどの高い身体能力を誇った。

ジェフでは2003年まで長く所属し、J1通算273試合に出場。その後横浜F・マリノスへと移籍してJリーグ優勝に貢献している。日本代表でも14試合に出場しており、1998年のワールドカップでもメンバーに選ばれていた。

坂本將貴

生年月日:1978年2月24日

とくにイヴィチャ・オシム監督の下で活躍を見せ、「隊長」と呼ばれた坂本將貴。2000年にジェフユナイテッド市原に加入し、主に右サイドのウイングバックやサイドバックとして攻守に渡る貢献を見せた。

2007年にはアルビレックス新潟に移籍したが1年後にジェフへと復帰し、2012年に現役引退するまで所属した。現在はジェフ千葉のヘッドコーチを務めている。

巻誠一郎

生年月日:1980年8月7日

イヴィチャ・オシム監督の下で大ブレイクした長身ストライカー。駒澤大学から2003年にジェフユナイテッド市原・千葉に加入し、2005年と2006年にはともに12ゴールを決めるなど大活躍した。

前線からの献身的な動き、そして体を張ったポストプレーにも定評があり、ゴール数以上の貢献を見せる選手だった。2006年夏のワールドカップではジーコ監督によってサプライズ選出され、世界最高峰の舞台を経験している。

阿部勇樹

生年月日:1981年9月6日

ジェフ市原ユースに所属していた1996年に16歳でトップチームにデビューし、それから若くしてレギュラーに定着した阿部勇樹。正確なフリーキックから「和製ベッカム」というあだ名も付けられた。

しかしその後はヘディングの強さやセットプレーでの得点力を生かして受け手側に回り、ポジションもセンターバックでプレーすることも多くなっていった。キャリアを通して様々なプレーに対応した稀代のユーティリティプレーヤーである。

水野晃樹

生年月日:1985年9月6日

ガンバ大阪、「最強の外国人選手」はこの5名!

イヴィチャ・オシム監督に愛されたドリブラー。清水商業高校から2004年にジェフユナイテッド市原に加入し、その年にトップチームへとデビューした。果敢なドリブルや精度の高いキックを武器に若くして多くの試合に起用され、将来を嘱望されるヤングスターとして高く評価された。

2008年に移籍したセルティックではほとんど出場できなかったためその後のキャリアは期待ほどのものではなかったが、その才能はまさにジェフの歴史上でもトップクラスであった。

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