シュミット・ダニエルはヘント移籍の可能性、今夏の移籍失敗でシント=トロイデンの現在第4GK、完全構想外

今夏の移籍失敗で現在は全く試合に絡めていないシュミット・ダニエル[写真:©STVV]

シント=トロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(31)が、ヘントに移籍する可能性があるという。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。

シント=トロイデンの正守護神として君臨し、日本代表にも定着していたシュミット・ダニエル。しかし、今夏の移籍市場でステップアップを目指し、退団が濃厚とされたなか、最終的には移籍が実現されなかった。

さらに、退団を見越したクラブは浦和レッズから日本代表GK鈴木彩艶を獲得すると、正守護神を務めることに。シュミット・ダニエルは居場所がなく、ポジションを奪われてからはメンバー入りすらしていない状況だ。

日本代表からも遠ざかるシュミット・ダニエルだが、1月に移籍の可能性が浮上。正守護神のGKポール・ナルディが骨折したことで、代役を獲得する必要が出てきている。

日本代表DF渡辺剛も所属するヘント。その候補の1人にシュミット・ダニエルの名前が浮上しており、現在のチームでの状況を考えれば願ってもないチャンスとも言える。

ヘントが最も獲得したいのはアイスランド代表GKハーコン・ラフン・ヴァルディマルソン(22)とのこと。スウェーデンのエルフスボリに所属しており、合意に近づいているとされている。

ヴァルディマルソンの交渉が破談に終われば、シュミット・ダニエルが最有力候補になるとのこと。給与を含め、シント=トロイデンは第4GKにもなっているシュミット・ダニエルを手放したいと考えているだけに、ヘント次第になりそうだ。

© 株式会社シーソーゲーム