リバプール、遠藤航やソボスライ獲得に尽力したシュマートケSDが今冬市場閉幕後に退任へ

遠藤獲得にも尽力したシュマートケSD[写真:Getty Images]

リバプールでスポーツディレクター(SD)を務めるヨルグ・シュマートケ氏(59)が、今冬の移籍市場終了後にチームを離れる模様だ。ドイツ『スカイ』が報じている。

リバプールでは敏腕SDとして近年の名門復活に大きな貢献を見せたマイケル・エドワーズ氏が一昨シーズン限りで、その後任として内部昇格したジュリアン・ウォード氏が昨シーズン限りで退任。

これを受け、クラブは国内外の有力なリクルーターをリストアップしてきたなか、これまでハノーファーやケルン、ヴォルフスブルクで補強責任者を務めてきたシュマートケ氏を今夏招へいした。

今夏の移籍市場ではブンデスリーガでの人脈を活かして、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、日本代表MF遠藤航、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフらの獲得に尽力した。

ただ、今回の報道によると、シュマートケ氏とリバプールの契約は恒久的なものではなく、臨時的な意味合いでの契約だったという。

そして、クラブはフットボールの世界からの休養あるいは引退を希望するシュマートケ氏の希望を受け入れる形で、今冬の移籍市場での仕事を最後にクラブを離れることを了承したようだ。

なお、リバプールはボルシアMGとRBライプツィヒでSDを務めたマックス・エバール氏の招へいに関心を示していたが、同氏はバイエルン行きが濃厚とされており、来夏の移籍市場に向けては新たなSD探しが急務となっている。

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