【川を取り巻く環境の変化を体験・警鐘も】『島唄』のTHE BOOM宮沢和史さんの語る釣りの魅力

THE BOOMの宮沢和史さんがロイヤルアングラー賞2024を受賞した。国民的人気音楽グループのメンバーである宮沢さんは実は無類の釣り好きであり、釣りに対する熱い想いを持っていた。

<THE BOOMの宮沢さんが釣り

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●文:ルアマガプラス編集部

ロイヤルアングラー賞とは?

経済・文化・芸能・スポーツ等の各界で活躍しなおかつ、釣りに対して造詣が深く、趣味として愛好している方、釣り及び釣り文化の発展に寄与されている方の中から毎年(一社)日本釣用品工業会が選出している。2023年には葉加瀬太郎さんが選出された。2024年度の受賞者である宮沢和史さんの授賞式は2024年1月19日15時より、釣りフェスティバル2024のメインステージにて実施予定。

宮沢和史
1989年にTHE BOOMのボーカリストとしてデビュー、『島唄』は誰もが知る宮沢さんの代表曲のひとつといえる。小学生時代より釣りを始め、淡水をメインに釣りを楽しみ、現在はフライフィッシングに没頭。1966年山梨県甲府市生まれ。

宮沢和史さんにとって釣りの魅力とは?

釣りの魅力は、何と言っても「社会活動から完全に切り離され、大自然と一体となったような気分を味わえる点」だと思います。

全てを忘れ、自然と向き合い、ひたすら魚信を待つ時間は、最高に幸せなひとときです。

また、釣り当日を迎える前に、様々なことを調べ、準備をする連続した時間の中で、今まで知らなかったことや気づいていなかったことが、次々に出てきたりして、釣りを予定していなければ出会わなかったであろう多くのことを学べる点も魅力的だと思っています。

稀に「魚の殺生は、環境破壊ではないのか?」というご意見をいただくことがありますが、川に立ち入ることで、川を取り巻く環境の変化を体感し、時には警鐘を鳴らすことができるので、釣りは通常ではなかなか体験することのできない独特な立ち位置にあると思っています。

なにより、「宝石のように美しい魚たち」の姿を見たときの心の昂ぶりは、何度経験しても冷めることはなく、また会いに行きたいと思ってしまいますね。


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