NY株反落、475ドル安 短期的な過熱警戒で売り

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は10営業日ぶりに反落し、前日比475.92ドル安の3万7082.00ドルで取引を終えた。前日まで5営業日連続で過去最高値を更新したことから、短期的な過熱感が警戒され全面安となった。

 このところ米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止期待から上昇を続けており、年末を控えて利益確定の売りが出やすかった。一時は前日比80ドル超高となり取引時間中の最高値を更新したが、午後に入ってから売りが膨らんだ。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も10営業日ぶりに反落し、225.28ポイント安の1万4777.94。

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