東京ヴェルディ、「歴代最強の外国人選手」はこの5人!

創立から30周年を迎えたJリーグ。これまで多くのクラブがその中で存在感を示してきた。

今回はJリーグ黎明期を彩ったスタークラブである東京ヴェルディの「歴代最強の外国人選手」を5名ピックアップした。

ペレイラ

生年月日:1960年3月6日

Jリーグ創設前に読売クラブへと移籍し、ヴェルディ川崎と名前を変えてからも重要な存在であり続けたブラジル人センターバック。パワフルかつ繊細なディフェンスに加えて得点力も備えており、まさにパーフェクトな存在だった。

1996年にはヴェルディ川崎から創設されたばかりのコンサドーレ札幌に移籍してJリーグ昇格に貢献。北海道においてもレジェンドの一人となった。Jリーグベストイレブン2回、年間最優秀選手賞1回の実績を持つ。

ビスマルク

生年月日:1969年9月17日

祈りを捧げるゴールパフォーマンスが日本を席巻したビスマルク。Jリーグブームを経験したサッカー少年はみんなマネをしたはずだ。1993年にヴェルディ川崎へと加入してから4シーズンに渡って活躍し、2度のベストイレブンに輝いている。

また1997年に移籍した鹿島アントラーズでもベストイレブンに輝くなど長くJリーグで活躍し、2000年には史上初のクラブ三冠にも貢献。日本サッカーに強烈な印象を残した。

エジムンド

生年月日:1971年4月2日

ブラジル代表でも長くプレーした名ストライカーのエジムンド。ロマーリオとのコンビはお互いの素行の悪さから「バッドボーイズ」と呼ばれたが、その一方でピッチ内では破壊的なパフォーマンスを見せていた。

ヴェルディに加入したのは2001年。残留を争っていたクラブの新戦力となり、いきなりの活躍でチームに貢献。2年目も16ゴールを決める大活躍を見せ、大きなインパクトを残した。

フッキ

生年月日:1986年7月25日

10代で川崎フロンターレに加入したブラジル人の怪物FWフッキ。当初は日本のサッカーに全く適応できなかったものの、2006年にJ2のコンサドーレ札幌で25ゴールと大ブレイクした。信じられないような下半身の筋力を生かした弾丸シュートを得意とし、その規格外のプレーは強烈なインパクトがあった。

そして2007年には東京ヴェルディへと加入し、J2で42試合37ゴールを奪って得点王に輝く。2008年にも川崎フロンターレを3月に退団してヴェルディに戻ったが、夏にはFCポルトと契約して欧州へと渡っていった。Jリーグを経てブラジル代表に定着した数少ない選手の一人である。

ワシントン

生年月日:1975年4月1日

ガンバ大阪、「最強の外国人選手」はこの5名!

2005年にアトレチコ・パラナエンセから東京ヴェルディに加入したブラジル人ストライカー。豊かなフィジカル能力に加えて自らドリブルでも仕掛けられる技術があり、両足、頭とどこからでもゴールを決められる点取り屋だった。

この年彼は大活躍し、ゼロックススーパーカップでの衝撃的な2得点デビュー、そしてリーグでは22ゴールを決めたものの、ヴェルディは降格。その後浦和レッズへと移籍し、後にJリーグ優勝やAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献している。

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