米ヘビメタバンドのメンバーがヘリ機内の性的暴行で訴えられる 麻薬摂取後か 本人はまだ沈黙

ヘヴィメタル・バンド「モトリー・クルー」のドラマーのトミー・リー(61)が、ヘリコプターの機内で女性に性的暴行を加えたとして訴えられている。匿名の女性は、2003年2月、トミーから機内で自身の同意なしに、体を触られるなどの性的暴行を受けたという。

TMZが入手した書類によると、そのヘリコプターのパイロットと友人だったという女性は、サンディエゴ郡のツアーに招待されたことから飛行場に出向いたところ、そこにトミーがおり、当初の予定を変更し3人でロサンゼルスに向かうと告げられたという。

女性は予定変更にも関わらず、一緒に行くよう圧力をかけられたそうで、離陸後、パイロットとトミーは酒やマリファナ、コカインを摂取し始め、トミーの膝に座るよう女性に求めた後、トミーが女性の身体を触り、キスしてきたという。そして女性は、トミーから逃れようとしたものの、トミーはさらなる性的暴行を加えたそうだ。

ロサンゼルス着後、トミーは女性を抱擁した後、ヘリコプターを降り、パイロットは女性を乗せたまま両者とも無言でサンディエゴに戻ったという。

当時、真剣に取り合ってくれないと思ったことから警察には通報しなかったという女性は、この経験の結果、ショック、苦痛、屈辱、恥、罪悪感を感じてきたと主張。不安症、うつ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)をはじめ、身体的及び精神的な被害を被ったことに対し損害賠償を求めている。

同訴訟に関して、トミーの代理人はコメントを出していない。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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