シュワちゃん30年以上も“サンタ”継続 施設の子供たちにクリスマスプレゼント配布 米国への恩返し

俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(76)が青少年センターを訪問し、クリスマスプレゼントを子供たちに配った。16日にロサンゼルスのホレンベック・ユースセンターに姿を見せたアーノルドは、30年以上にわたって毎年クリスマスの時期に、同施設で恵まれない子供たちにプレゼントを贈ってきたのは、祖国オーストリアから米国に移住してきた最初のクリスマスの経験に触発されたものだと説明した。

アーノルドはインスタグラムに綴った。「ボイルハイツのホレンベック・ユースセンターで30年以上プレゼントを配り続けているのには理由がある。アメリカにやって来た最初の年、ゴールドジムの友人たちがとても寛大だった。クリスマスの時期に私を連れてきてくれて、仲間に入れてくれ、とても幸せな気分にさせてくれたんだ」

またアーノルドは、米国での初めてのホリデーシーズンに受けた親切を「決して忘れない」とし、30年以上経った今でも何かをお返しし続けることができるのは「気分がいい」と続けている。「プレゼントを受け取った子供たちの笑顔を見るのが好きなんだ。メリークリスマス。優しさと親切さと受け入れてくれたことは決して忘れない。だから、この30数年間、私はここに来ているんだ」「優しさを分かち合い、他の人たちにも同じことをするよう促すことができるのは、とても気分がいいよ」

カリフォルニア州知事をも務めたアーノルド。 ボディビルのチャンピオン時代にアメリカへ移住したことについて「アメリカは最高のチャンスに恵まれた素晴らしい国だったから来たんだ。今はここが自分の家だから、それを維持し、さらに良くしたかったんだ」と語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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