護衛艦「かが」乗組員(37)が懲戒免職 電車内で女性の太もも触る 海自呉基地

海上自衛隊呉地方総監部は21日、護衛艦「かが」に乗務している37歳の男性隊員を懲戒免職処分としました。

懲戒免職処分となったのは、海上自衛隊呉基地所属の護衛艦「かが」の乗組員で、2等海曹の男性(37)です。

発表によりますと、男性は2021年12月19日、広島県呉市内を走っていたJR呉線の車内で、乗客の女性の太ももを触りました。呉地方総監部では「刑事処分や内部調査の結果を踏まえ、処分を決めた」としています。

「かが」艦長の 國分一郎 艦長は、「服務事案の防止について取り組んでいる中で隊員がこのような規律違反を生起させたことについて重く受け止め、隊員に対する指導を徹底し、厳正な規律を保持させるよう、より一層の指導・教育を行い、再発防止に務めてまいります」とコメントしています。

「かが」は海上自衛隊で最大級の護衛艦で、飛行甲板から戦闘機を発着艦できるように「空母化」するため改修中。試験航海も行われています。

© 株式会社中国放送