19日夜、広島県福山市のスーパーで2人組の男が刃物を手に店員を脅して現金を奪う強盗事件が発生しました。男らは逃走中です。
事件があったのは、福山市瀬戸町山北のスーパー「オンリーワン瀬戸店」です。
警察によりますと、19日午後8時25分ごろ、2人組の男がレジカウンターにいたアルバイト店員の男性(20代)に刃物を突きつけ、片言の日本語で「金を出せ」と言って脅しました。男らはレジを開けさせて現金を奪うと、走って北の方向に逃げました。男性は、「奪われた現金はおよそ30万円」と話しているということです。
店内では当時、男性を含め従業員4人が勤務していたほか、客も数人いましたが、全員けがはありませんでした。
男らは2人とも身長170センチから175センチくらい。
▽1人は黒っぽいニット帽とジャンパー、グレーのズボン、白っぽいマスク、▽もう1人はフード付きのジャンパー、黒っぽいズボン、黒っぽいマスクなどを身に着けていました。店内には、犯行に使用した刃物とみられる文化包丁が放置されていたということです。
男らは午後8時すぎに来店し、買い物をした後、店を出入りしていたとみられています。
警察は強盗事件として、逃げた男らの行方を追っています。
(20日午前8時時点の情報です)