活躍を続ける久保建英にマンチェスター・ユナイテッドが関心 アントニーとのトレードも?

写真:もし移籍が実現すれば、プレミアリーグは日本人にとってますます目が離せなくなる ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドが、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の獲得を検討しているという。イギリス『デイリーミラー』電子版が伝えている。

久保は2022年7月にレアル・マドリードからレアル・ソシエダに完全移籍。2022-23シーズンは公式戦通算44試合9ゴールの好成績を残し、今シーズンもここまで23試合6ゴールと攻撃陣を牽引している。

マンチェスター・ユナイテッドはそんな久保に関心を示し、今シーズンに入ってから少なくとも7回はスカウトを派遣して彼のプレーをチェックしているという。直近ではラ・リーガ第17節ベティス戦にスカウトを送り、彼のプレーを見守ったようだ。

久保の現在の契約は2027年6月30日までとなっており、今夏にはナポリが2600万ポンド(約47億220万円)の移籍金を提示したものの、これを断っている。しかし報道によると、レアル・ソシエダ側は4300万ポンド(約77億7670万円)のオファーがあればこれを受け入れる準備があるそうで、マンチェスター・ユナイテッドはこの金額に加え、ブラジル代表FWアントニーをローン移籍させる可能性もあるという。

アントニーは2022年8月にアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したものの、ここまで期待を裏切り続けており、引き続き同クラブでプレーし続けるかどうかは不透明な状況となっている。

マンチェスター・ユナイテッドはファイナンシャル・フェアプレー規則に接触する可能性があるため、1月の移籍マーケットで久保の獲得に動くのは現実的ではない。少なくとも来年夏まで待たなければいけないが、その場合でもフランス代表FWアントニー・マルシャルやイングランド代表FWジェイドン・サンチョなど、何人かの選手を放出しなければならないという。

久保に関しては古巣であるレアル・マドリードが優先交渉権を持っているとされているが、来夏、何らかの動きはあるのだろうか。

© 株式会社SPOTV JAPAN