アレフ信者4人を書類送付 団体規制法違反疑いで告発

 オウム真理教の後継団体「アレフ」で使用禁止の施設に入ったなどとして、公安調査庁が団体規制法違反の疑いで告発した信者の30~60代男女4人について、大阪府警は21日、捜査結果を大阪地検に書類送付した。起訴を求めない意見を付けたとみられる。

 アレフを巡っては、活動状況の報告が不十分として、公安審査委員会が3月、同法に基づく初の再発防止処分を決定。全国の13施設の使用を制限し、布施を含む金品受け取りを禁止した。期間延長され、期限は来年3月20日までとなっている。

 公安庁が、大阪市のアレフ施設に立ち入り検査をした際、使用禁止の道場で検査妨害するなどしたとして、6月に告発していた。

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