新潟のパリ五輪世代MF三戸舜介がスパルタ・ロッテルダムに完全移籍! 2028年夏までの契約、斉藤光毅とチームメイトに

オランダに挑戦する三戸舜介[写真:©超ワールドサッカー]

スパルタ・ロッテルダムは21日、アルビレックス新潟のU-22日本代表MF三戸舜介(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。
【写真】スパルタ・ロッテルダムのユニフォームを持つ三戸舜介

契約期間は2028年夏までの4年半。新潟とは2026年まで契約を結んでいた。

三戸はJFAアカデミー福島出身で、U-15、U-18と昇格。2021年から新潟でプレーしている。

プロ1年目からJ2で25試合に出場し2得点、天皇杯で2試合に出場。2年目の2022年はJ2で24試合6得点を記録してチームのJ1昇格に貢献した。

今シーズンは明治安田生命J1リーグで31試合に出場し4得点、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。

また、2023シーズンのJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。パリ・オリンピック世代としても活躍している。

スパルタ・ロッテルダムには、同じパリ五輪世代のMF斉藤光毅も所属しており、両サイドでコンビを組む可能性も十分にある。

スパルタ・ロッテルダムのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるジェラルド・ナイカンプ氏は三戸についてコメントしている。

「我々は長い間舜介を追ってきて、日本からロッテルダムへの移籍に多くの時間を費やしてきた。興毅と彼の周囲の人々がスパルタと我々との成長の機会に前向きであることが明らかに役割を果たした。我々は彼に会い、計画について話し合うために日本にも行った」

「彼は多くの攻撃的な資質を備えたウインガーであり、まだ成長の大きな一歩を踏み出すことができ、ヘット・カステルでもその一歩を踏み出すことができると信じている」

「我々は彼の能力を確信しており、近いうちに彼が我々のシャツを着てプレーするのを見るのを楽しみにしている」

三戸は来年1月2日にチームに合流。その後スペイン合宿に参加するとのことだ。

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